4-6.検索と置換のパターンリスト



『置換方法』及び『検索する文字列』と『置換する文字列』を1つのパターンとして、それを複数登録することができます。これにより、複数の置換を一括実行することができます。また、パターンリストはコピー&ペーストやインポート/エクスポートが行えるので、Microsoft Excel などで加工することもできます。





パターンリストの列の説明


列名
説明
チェックボックス 『検索と置換のパターンリスト』で選択している行の置換を行うかを設定します。このチェックボックスは画面左側の『すべてのパターンでテスト』または『5.置換の開始の画面』画面の『すべてのパターンの検索と置換を行う』の時だけ設定が反映されます。つまり、複数パターンの置換を行うときだけ反映され、選択したパターンだけの置換の時は無視されて置換が実行されます。
『検索と置換のパターンリスト』の行番号を示しています。置換は行番号順に行われるので、複数置換を行う場合は順番に注意してください。
置換方法 画面左側で選択した『置換方法』が略名で表示されます。
コメント 画面左側で登録した『コメント』が表示されます。
検索文字列 画面左側で登録した『検索する文字列』が表示されます。特殊変換の時は選択した変換の略称が表示されます。
置換文字列 画面左側で登録した『置換する文字列』が表示されます。
検索オプション 画面左側で登録した『チェックボックス』の内容が表示されます。特殊変換の時は選択したコードページが表示されます。
置換オプション



パターンリストの操作パネルの説明(ポップアップと重複しているものは下記を参照)


列名
説明
編集している検索と置換のパターンリスト 現在編集しているパターンリストの名前を表示しています。パターンリストを複数登録している場合はここで切り替えることができます。
作成 パターンリストを新規作成します。
削除 選択しているパターンリストを削除します。
同名のファイルがゴミ箱に残るので間違えて削除してしまった場合はTextSS.netを終了し、ゴミ箱でファイルを復元してからTextSS.netを起動すると復活できる場合があります。
変更 パターンリストの名前を変更します。
複写 パターンリストを複写します。


行の操作とポップアップメニュー(右クリック)の説明


※操=操作パネル、ポ=ポップアップメニュー(右クリック)に機能が存在することを示します。
※コピー&ペーストは TextSS.net の独自のデータ形式です。フォーマット仕様は『4-6-1.パターンリストのデータ形式』を参照してください。
列名
説明
操作履歴

行の追加・複写・削除など、パターンリストに対する操作の履歴保持回数を示しています。表示されている回数だけ元に戻せます。
行の追加
新規の行を追加し、新たなパターンを登録できるようにします。
行の複写
選択している行を下に複写します。
行の削除
選択している行を削除します。
元に戻す
行の追加・複写・削除など、パターンリストに対する操作を1つ前の状態に戻します。戻せる回数は操作履歴に表示されています。
やり直し
『元に戻す』をやり直し、戻す前の状態に戻します。『やり直し』以外の操作を行うまでやり直しできます。
コピー(選択行)
選択している行をクリップボードへコピーします。
コピー(すべての行)
すべての行をクリップボードへコピーします。
貼り付け
(選択行の下に新規挿入)
クリップボードの内容を選択行の下に新規行として貼り付けます。
貼り付け(選択行に上書き)
クリップボードの内容を選択行に上書きして貼り付けます。
エクスポート
すべての行をCSVタブ区切りファイルとして出力します。
インポート
CSVタブ区切りファイルを選択行の下に読み込みます。


パターンリストの保存場所


パターンリストは TextSS.net と同じフォルダの『ユーザー置換リスト』に作成されます。
自分でバックアップしたり、他のパソコンにコピーする場合は直接コピーしてください。ただし、必ず TextSS.net を終了した状態で操作してください。起動時は不定期に書き込みが行われるので、パターンリストが壊れてしまうことがあります。