2-3.置換の開始と結果確認



1.置換の動作設定を行います


置換の動作は3つの設定を行います。
2つ登録した置換を同時に実行し、結果をファイルに保存し、置換候補を発見したときに表示を行うという設定にします。


項目
設定
置換の実行方法の指定 すべてのパターンの検索と置換を行う
置換結果の保存 保存する
置換候補の確認 表示する

 上記を画面に設定すると次のようになります。

  



2.置換を開始します


ここまでの操作で置換するファイルの登録、検索と置換の文字列の設定、置換の動作方法の設定を行いました。いよいよ置換を開始します。
置換は画面右下の『開始』ボタンをクリックすると開始します。

 

 ※置換方法が『4-1-4.文字列の置換(特殊置換)』、『4-1-5.文字列の置換(バイナリー置換)』の時は置換候補の表示はできません。
 ※『7-2.マルチスレッドについて』で置換処理する場合も置換候補の表示はできません。



3.置換候補の確認を行います


置換を開始するとすぐ候補確認の画面が表示されます。
水色部分の『TextSS』を発見し、それをピンク色部分の『TextSS.net』に置換するという確認画面です。
水色部分の上下にあるのは前後の文字列を意味しています。
内容に間違えが無ければ『置換する』ボタンをクリックします。

 

次の候補を発見すると再度置換候補の確認画面が表示されます。
毎回確認するのも面倒なので『置換候補の確認』を『表示しない』にして『置換する』ボタンをクリックします。
これにより、以降は置換候補の確認を表示しないで一気に置換が行われます。

 



4.置換結果の確認をします


置換が完了すると最初のファイルリストの画面に戻ります。
『ステータス』の部分に置換の総合結果が表示され、最初は無かった『置換1』や『置換2』が列の最後に追加されます。

今回の置換は下記です。
No
置換の内容
1 『TextSS』を『TextSS.net』に単純に置換する。
2 ワイルドカードを使い、『Copyright』の次にある『数字4桁-数字4桁』の前の数字は残し、後ろの数字を『2022』に置換する。

2つの置換を実行したので、それぞれの置換結果を表示しています。

 


以上の操作で置換は完了です。
ファイルを右クリックしてブラウザで内容を確認することもできます。
失敗した場合は『復元』ボタンをクリックすれば、ファイルを復元して置換前の状態に戻すこともできます。
後はいろいろ触ってTextSS.netを使いこなしてください。
※TextSS.net を終了すると元に戻せなくなるので十分に確認してください。